gp500physics’ blog

元・GP500 Physics 開発ブログです。

OneMix3 Pro を 3ヶ月くらい使ってみた感想。

OneMix3 Pro が届いてから3ヶ月以上たちました。結論から言うと、Let's note からの置き換えに成功しています。

主な役割はデータの持ち運びで、出先でヘビーな入力作業はほとんどしません。いつでもサクッとデータを受け渡しするための、PC付きUSBメモリ的な存在として活躍してくれています。

今回は、しばらく使ってみた上でのいいところ、気になるところをまとめてみたいと思います。


1.本体、性能

自分の使い方だと、普通の OneMix3 や、7インチの OneMix2S や OneMix1S でもよかったかもしれません。でも、ちょっと資料を手直ししたいときには 2560x1600 の大きな解像度は助かります。画面はちょっとでも広い方がいいです。

起動の速さは素晴らしいものがあります。一瞬。4コアなCore i5-10210Y と NVMe SSD の組み合わせは強力です。使いたいときは大抵急いでいるときなので、この速さは捨てがたいものがあります。

気になるところは液晶のバックライトがフリッカーフリーじゃないところでしょうか。あと、最初から保護フィルムを貼っておいてくれるなら、アンチグレアのタイプがよかったです。出先での画面反射は厳しいです。

性能で残念なのは Wi-Fi です。無線LANルーターに比較的近い場所でもギリギリ電波をつかんでいる状態で、40Mbps 位しか出ません。Let's note だと余裕で 300Mbps 出ているので、アンテナの配線が悪いのかな…という気がします。

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2.操作性

秀逸なのは指紋センサーです。一瞬で起動したら、その次の瞬間に指を指紋センサーにタッチすれば、すぐにデスクトップが表示されて使えるようになります。この素早い流れが気持ちいいです。

光学式ポインティングデバイスは確かに小さいものの、なれればタッチパッドと同じように操作できるようになりました。ここにストレスは感じません。

タッチパネルは、スクロールだけに使っています。タッチパネルの感度が画面の場所によってまちまちで、結局、光学式ポインティングデバイスで操作してしまうこともしばしばあります。

そしてキーボード。お世辞にも打ちやすいとはいえません。配列よりも、キーを押したつもりが押せてないパターンが結構ある。メール返信の時など、これが結構なストレスです。配列については慣れだと思いますが、「ー(伸ばし棒)」が鬼門でしょうか?

タッチペンはほとんど出番がありません。タッチペンを使うと、タッチパネルの使いやすさは指での操作に比べて3倍増な感じになるのですが、本体に収納できるようになっていないので、出すのがすっかりおっくうになってしまっています。

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3.よく使うアクセサリ

使用用途がデータの持ち運びなので、サンコーのSD-microSD変換エクステンションケーブルが大活躍です。カメラで撮影したデータを写したりするのに使っています。

あとは、microHDMI-HDMI変換ケーブルもいつも一緒に持ち歩いています。テックワンのポーチに一緒にタッチペンも入れているのですが…本当に取り出すことがないです。

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いいところも悪いところも書きましたが、概ね満足して使っています。やっぱり小ささと軽さは正義です。Let's note を持ち出すことはほとんどなくなりました。3~4年くらいはOneMix3 Pro と仲良く付き合いたいなと思います。