上海問屋から BenQ の ScreenBar Plus にそっくりな製品が出たので、買って比べてみました。パッケージは ScreenBar Plus よりかなりコンパクト。1/3くらいの大きさでしょうか。箱を開けると、ScreenBar Plus よりやや大柄な本体が出てきました。
最初に気づいたのは、ライト表面が乳白色のディフューザーで覆われていること。これは ScreenBar Plus よりもいいなと思いました。
ScreenBar Plus は透明の樹脂カバーなので、LEDチップが丸見えです。使っているときにうっかり下にスマホやタブレットを置いてしまうと、LEDチップから照射された光が直接反射するので、まぶしさで「うわあっ!」となってしまいます。
ディフューザーがあれば反射が軽減されるので、この部分については素晴らしい配慮だと思いました。
左:上海問屋 右:ScreenBar Plus
さて、実際にモニターにつけて使ってみます。取り付けは本体後ろの金具の角度をモニタに合わせて調整し、モニタの上に乗っける形で取り付けます。ScreenBar Plus よりも少しだけわかりにくいかもしれません。
ScreenBar Plus はバネの力で挟み込むので、安定感は ScreenBar Plus が上と思いきや、金具の幅が大きいおかげで、上海問屋のデスクライトもなかなか安定しています。
電源ボタンを押し込むと光色が3段階で変わります。白色、電球色、両方光る昼白色の3色ですが、すべてのLEDチップを光らせる昼白色の時がいちばん明るくなっていそうです。
電源ボタンのつまみを前後に回すと、光量が無段階で調節できます。ScreenBar Plus は光色は8段階、光量は14段階なので、1勝1敗という感じですが、ScreenBar Plus にはワンタッチでできる自動調光機能がついています。
白色
電球色
昼白色
ScreenBar Plusの自動調光機能付きコントローラー
最後に、上海問屋のデスクライトで気になってしまうところを2つ。狭額縁の液晶モニターに取り付けると、画面上部にわずかに重なってしまいます。金具が大型なためなのですが、もうちょっとだけがんばってほしかったです。
ScreenBar Plus は狭額縁の液晶モニターでほぼぴったりになるようにつくられているので、少し違和感が…。普通の幅の額縁のモニターなら、違和感なしで使うことができます。
もう一つは、電源ボタン周辺が熱くなること。触れないくらいではありませんが、まあまあ熱いです。ScreenBar Plus はそんなに熱くならないので、回路設計に差がありそうです。なんともいえないですが、耐久性はちょっと悪いかもしれません。
価格差4倍の上海問屋のデスクライトと BenQ ScreenBar Plus を比べてみました。細かいところまで行き届いているのは 4倍高い価格の ScreenBar Plus ですが、差は小さなもので、どちらもほぼ同じように使うことができています。
とりあえず手元が明るくなればいい!という場合なら、上海問屋のデスクライトも大いにアリだと思います。このタイプのライトのあるなしで、目への負担が軽減されるのは間違いないので、おすすめです。