gp500physics’ blog

元・GP500 Physics 開発ブログです。

Windows10 で環境を維持したままマザーボードを交換する方法

B550 マザーボードが発売されましたが、まだまだ様子見です。B350、B450、X570を持っていますからね。Ryzen 4000 シリーズの状況によっては、B350を入れ替えようかな? という感じで状況を見守っています。

さて、マザーボードを交換するときに備えて、Windows10 の環境を維持したままマザーボードを交換する方法をまとめておきたいと思います。大まかな手順としては、

1.新しいマザーボードと新しい SSD を使って Windows10 をインストール

2.ライセンス認証を行い、Microsoft アカウントでサインイン

3.古いマザーボードから SSD を外して、新しい SSD と交換

このような感じになります。それでは、手順を確認していきましょう。


1.新しいマザーボードと新しい SSD を使って Windows10 をインストール

今の時点では、新しいマザーボードにいきなり旧環境が載った SSD を搭載しても、ライセンス認証が通らない場合があります。

特に Windows 7 や 8 からアップグレードして  Windows10 にした環境は認証ができないので、まずは新しい SSD に Windows10 を新規インストールします。

この時、注意しなければならないのは、エディションが旧環境と同一かどうかを確認することです。旧環境が Pro なら Pro、Home なら Home をインストールしないと、後で旧環境を移したときにライセンス認証が通りません。ここだけ本当に要注意。


2.ライセンス認証を行い、Microsoft アカウントでサインイン

Windows10 の新規インストールが完了したら、Microsoft アカウントでサインインし、アカウントとマザーボードの情報を紐付けます。新規インストールの最中に Microsoft アカウントでサインインしても大丈夫だと思います。

Microsoft アカウントでサインインができたら、ライセンス認証が通るのを確認します。その後、アカウントがマザーボードと紐付けられているかを以下の手順で確認します。

(1)Windowsの[設定]画面を開き、[アカウント]に進み、[Microsoft アカウント]の管理をクリック。

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(2)ログインできたら、[すべてのデバイス]をクリック。

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(3)次に表示される画面の中に、今回紐付けたPCがあるかを確認する。

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3.古いマザーボードから SSD を外して、新しい SSD と交換

ここまで来たら、いよいよ SSD が交換できるようになります。ていねいにするのなら、いったん新しい SSD のシステム上に旧環境の SSD を接続し、いったん認識させてから、新しい SSD を取り外して旧環境を起動させるといいでしょう。旧環境の SSD から起動させると、ライセンス認証が自動で通るはずです。

旧環境で Microsoft アカウントにサインインしていなかった場合は、サインインするとライセンス認証が通ると思いますが、すべての作業を始める前に Microsoft アカウントにサインインを済ませておくのが無難だと思います。


Windows10 の環境移行についてはいろいろな情報があり、同じようにできる場合、できない場合があります。この記事がひとつの参考になればと思います。