gp500physics’ blog

元・GP500 Physics 開発ブログです。

Ryzen 9 3900X で初夢を見た話。

Ryzen 9 5950X を買ったことで、余ってしまった Ryzen 9 3900X。売ってしまおうかとも思ったのですが、いい初夢を見ようと手元に残しておいたのでした。

夢の中身は、リンゴの夢。すごく研究が進んでいるらしく、Ryzen 環境でも夢が見れるようになっているようです。夢を見るための敷居をグッと下げてくれているのがこちら。

GitHub - mikigal/ryzen-hackintosh: OpenCore EFI for AMD Ryzen Hackintosh

こちらのファイル群を GPT パーティションでフォーマットしたドライブの EFI パーティションに配置するだけで、CPU が Ryzen でも、とりあえず起動ができてしまいました。MacBook Air でダウンロードした Big Sur も、USB メモリからインストールできました。

このままでは HDMI から音が出なかったので、上のリンク先を参考に、config.plist を編集して、GPU パッチを Shaneee's から Algrey's に変更。GPU のパフォーマンスは下がるようですが、HDMI から音が出るようになりました。

次に、無線LAN。Fenvi T919 という型番の無線LAN カードを調達しました。これは、取り付けるだけで無線LAN 接続ができるようになりました。

Bluetooth がなかなかつながらなかったのですが、これはマザーボードの USB 2.0 ピンヘッダを認識できていなかったため。必要な KEXT ファイルを探してそろえると、ピンヘッダが認識できるようになりました。これで、Bluetooth 接続もバッチリです。


そんな感じで、できあがった初夢マシンがこちら。古いパーツの寄せ集めです。

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OS:macOS Big Sur 11.1
Motherboard:ASRock B450M Steel Legend (AMD B450 Chipset)
CPU:AMD Ryzen 9 3900X (Eco-Mode 65W)
CPU Cooler:CRIORYG H5 Universal
RAM1:Crucial 16ATF1G64AZ-2G1A1 (DDR4-2133 native 8GBx2)
RAM2:CFD Panram W4U2666PS-8G (DDR4-2666 native 8GBx2 @ DDR4-2133) 
VGA:Sapphire Radeon RX 470 8G GDDR5 Mining Quad UEFI (Radeon RX 470)
SSD:Corsair Force MP600 (1TB M.2 NVMe Gen4)
LCD:Mitsubishi Diamondcrysta RDT233WLX (23" 1920x1080)
PSU:SilverStone ST75F-FSS (750W 80PLUS SILVER)
Case:Raijintek THETIS WINDOW

Cinebench R20 を測定してみたところ、マルチ6779、シングル417 という結果に。

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これを Windows 環境で測定したスコアと比べてみます。以前にベンチをとっているので、こちらの記事を参考にします。

こちらの記事でのスコアは、マルチ6259、シングル487 なので、macOSWindows に対して、マルチで優位、シングルで劣勢という感じです。なかなか興味深いです。

と、いうところで初夢から目覚めました。いい夢でした。