買ってしまいました、GeForce RTX 3060。安くなったタイミングでポイントなどを駆使して実質48000円。購入直後に、RTX 3060 のマイニング制限を突破する方法が見つかり、このグラボも高騰の道へ…という、この上ないタイミングで購入できたのでした。やっぱりちょっと高い気はするけど…。
それで、やっぱりマイニングには興味があるわけです。というわけで、マイニング環境を構築します。余っているマザーボードをベースに、グラフィックカードをたくさん取り付けてみます。冷却状況を見ながら、アルミステーを使ってファンやダストフィルターを追加。こんな感じになりました。
OS:Windows 10 Pro 64bit
Motherboard:ASUS Z97-K (Intel Z97 Chipset)
CPU:Intel Pentium Dual-Core G3258
CPU Cooler:Scythe SCKBT-1000
RAM:Adata AD3U1600W8G11-2 (DDR3-1600 CL11 8GBx2)
GPU1:MSI GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OC (PCIe x16)
GPU2:MSI GeForce RTX 2060 AERO ITX 6G OC (PCIe x8)
GPU3:MSI GeForce GTX 1050 Ti 4GT LP (PCIe x1 ライザーケーブル)
SSD:Plextor PX-512M8SeG (512GB M.2 NVMe Gen3)
PSU:SilverStone ST75F-ESS (750W 80PLUS SILVER)
Case:長尾製作所 SMZ-2WBT-ATX
このシステムに、開発者向けの GeForce ドライバー 470.05 をインストールします。そして、画面出力についてですが、RTX 3060 への画面出力ケーブルの接続は必須です。
ただ、RTX 3060 から画面出力をするとハッシュレートが下がってしまうので、実際の画面出力は GTX 1050 Ti から行い、RTX 3060 の画面出力は Windows の設定からオフにすることにしました。
3枚の MSI Afterburner によるオーバークロックの設定はこんな感じにしてみました。いずれもメモリ OC のみの設定です。コンセントに設置した電力計の数値は 422W です。
この状況で Excavator を使ってマイニングをしてみた結果がこちらです。RTX 3060 が 47MH/s、RTX 2060 が 30MH/s でマイニングできていることが分かります。
ちなみに、設定に失敗して RTX 3060 にマイニング制限が発動しているときは 25MH/sで、半分くらいに制限されていました。
そして、GTX 1050 Ti では Excavator が動かないようなので、別のマイニングソフトを起動させることにしました。
この環境で丸1日動かしたときにはビットコイン換算で 0.11~0.12mBTC、最近の円レートで 700~800円くらい掘ることができています。
丸1日動かしたときの電気代はだいたい 220円なので、24時間動かせば毎日500円玉貯金ができる感じです。そりゃあ、みんなこぞって掘るわけだ。