gp500physics’ blog

元・GP500 Physics 開発ブログです。

使いやすい2つの電動ドライバーを買ってみた。

誕生日だしなあ、ということで、先月の終わりにずっと前から買おうと思っていた2つの電動ドライバーを買いましたベッセルの 220USB と、シャオミの Wowstick1F+ です。ベッセルは標準サイズのネジに、シャオミは精密サイズのネジと、特殊形状のネジに使います。

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それでは、まずはベッセルの 220USB から。元々、ベッセルのドライバー以外でネジは回さん! というくらいのベッセルのファンなのですが、普通のドライバーの形状をした電動ドライバーがあることは最近まで知りませんでした。

存在を知った瞬間、これほしい!と思ったものの、パソコンをいじるときくらいしか使わないし、手回しで良くないか?と思いながら、ずるずると半年ほど。新しいタイプの工具をついに手にして、ウキウキな気分で開封します。

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見た目は少しゴツ目の手回しドライバーという感じです。操作は赤いスライダーで行います。ドライバーの先の方へ動かすと時計回り、柄の尻の方へ動かすと反時計回りに動きます。直感的で使いやすい。充電はUSBでするみたいです。

使用感ですが、心配していたインパクトドライバーのような、ドライバーの先のガタつきは回転方向にはほとんどありません。最後の手締めの力加減もまずまずできます。締めの強さは、自分で手締めするよりは若干ゆるめ。強すぎるよりは全然いいです。


続いて、シャオミの Wowstick1F+ を見ていきましょう。こちらはたくさんの部品が入っているらしく、箱がずっしりと重い。開封してみると、多量の箱と袋! 工具なのにここまでの過剰包装は逆にちょっと面倒くさかったです。

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中身は、本体、スタンド、ケース、替えビット、磁石、工作マット、USBケーブル、ピック、吸盤、ネジ入りの小瓶。ピックと吸盤はスマホの分解のためでしょうか。おしゃれな筒に入った替えビットはいくつあるか分からないくらいたくさん入っています。

そして、ケースには付属品が全部入らない! どうやら、本体と必要な替えビットの筒一つだけを入れるようです。替えビットの筒はプラスマイナスと六角、トルクス系、三角四角系に分かれているので、筒を2つ使いたい場合は入り切りません。

ビットを磁化する磁石はネジがくっつくようになるので便利です。というか、ネジがくっつかないと電動ドライバーの意味がほとんどなくなります。最後に残った謎の小瓶、試しに回せということなのでしょうが、どうせなら特殊形状のネジも入れといて欲しかったなあ…。

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さて、肝心の使用感ですが、ベッセルに負けず劣らず。ベッセルと同じように、ドライバーの先側のボタンを押すと時計回り、柄の尻側のボタンを押すと反時計回りに回ります。こちらも操作は直感的でいいですね。持ち方は鉛筆持ちで使いやすいです。

試しにノートPCの裏蓋を外してみたのですが、次々にネジが回せます。小さなネジって手回しするのが地味に大変だったりするので、作業効率はグンと上がりそうです。どちらかだけ買うなら、通常サイズのドライバーのベッセルよりも、精密サイズのシャオミの方が購入価値がありそうな感じです。

いろいろ比較しましたが、ベッセルもシャオミもどちらもいい買い物でした。作業効率が上がりそうなので、買って良かったです。PCいじりがこれまでよりもはかどりそうです。

と思っていたのですが、MacBook Air の裏蓋をはずそうと、シャオミの電動ドライバーに P5 のビットをつけようと思ったら…。筒には P5 って書いてあるのにどこにもない! よくよく確認すると、T5が2つ入ってる! 仕方ないので、P5 のビットは別のところから調達しようと思います。ちょっと残念。