gp500physics’ blog

元・GP500 Physics 開発ブログです。

マザーボード裏の M.2 SSD が熱すぎる! 冷えるように対策してみた

幅9cmを下回る薄さのスリムケース、SilverStone ML-08B をメイン機にしてから、順調に稼働しているのですが、とても気になることが1点…。M.2 SSD がどう考えても熱すぎるんです。

f:id:gp500physics:20200412203835j:plain

SSDは、Plextor PX-512M8SeG。もともと熱くなりやすいSSDではあるのですが、アイドル時でも余裕で70℃を超えていってしまいます。こいつ、一度壊れて修理済み。たぶん熱で壊れたと思っています。このまま放っておくと、また壊れるかも…。

エアフローが全くないマザーボードに刺さっているので、エアフローが期待できる場所を、ということで、M.2 の延長ケーブルを使い、グラフィックカードとHDDのエリアの空きスペースに移動させてみることにしました。

f:id:gp500physics:20200412204433j:plainf:id:gp500physics:20200412204455j:plainf:id:gp500physics:20200412204535j:plain

このケーブルだけだと SSD の固定ができないので、3Dプリンタを使って M.2ホルダーをつくりました。設計が雑すぎて2回印刷に失敗したものの、3度目の正直でまずまずの出来のホルダーができました。これを強力両面テープでケースに貼り付け、固定します。

f:id:gp500physics:20200412204852j:plainf:id:gp500physics:20200412204919j:plain

作業中に、もともとついていたヒートシンクが剥がれてしまったので、余っていた Corsair Force MP600 のヒートシンクをつけてみました。隣には、これまた余っている noctua のファンを配置。noctua のファン、静かなので音がほとんど聞こえません

この状態でPCを起動し、温度を確認。32℃付近で安定しています。SSDの速度をCrystalDiskMarkで確認してみると、ややスコアの不安定さが見受けられますが、パフォーマンスは概ね良好です。

f:id:gp500physics:20200412205624p:plainf:id:gp500physics:20200412205646p:plain
左が去年の7月にASRock B450 Steel Legendで測定、右が今回Gigabyte AB350N Gaming Wifiでの結果。CPUはどちらもRyzen 5 3600。前の測定時よりも速くなってる項目もあります。

冷えるようになったし、安定して稼働しているし、これで安心して夏を迎えられます。それにしても、最近3Dプリンタを手に入れたのですが、かゆいところに手がよく届きます。もっと早く買えばよかったです。