録画・家内配信サーバーにするために1年くらい前に中古で買ったNECのMate MK33。メインメモリ、グラフィックカードやキャプチャユニットを増設し、PCの画面を録画したり、リビングのNZXT DOKOから接続して動画配信サイトの動画を見たりと、便利に使っています。
MK33に搭載されているCPUはIntel Core i3-2120。Sandy Bridge世代の3.3GHzで2コア4スレッドと、マルチメディアを扱うには若干非力なCPUです。若干、というのがポイントで、問題ないパフォーマンスを発揮することがほとんどなのですが、DOKOを接続しているときにバックグラウンドでWindows Updateが走ったりすると、あっという間に限界状態になってコマ落ち発生。
ちょっとのことだけど、なんとかならないかなあ…と考えていたのですが、じゃんぱらで中古のCPUを眺めているときに、3000円くらいでCPUをアップグレードできるんじゃないかと思いつき、調べてみることに。
Sandy BridgeはLGA1155ソケットで、Ivy BridgeのCPUまで同じソケットで交換できるらしい。MK33の仕様をCPU-Zで調べてみるとチップセットはQ77で、なんとIvy Bridge世代! ということで、Ivy Bridge世代のCPUを物色することに。
Ivy Bridgeの当時はBulldozerやTrinityを使っていたので、この頃のIntel CPUの知識があまりなく、さんざん迷った挙げ句選んだのがCore i5-3550。3.3GHzで4コア4スレッド。間違いなくi3-2120よりはパワーがありそう、ということで、じゃんぱらで2980円で買って帰ってきました。
NECのデスクトップPCは、自作用スリムタワーケースに比べるとメンテナンス性がかなりいいので、CPUの換装くらいなら10分ほどでできてしまいます。そして早速起動してみると、あっさり起動。今回ベンチマークはとりませんでしたが、TBがずっと効いていて、3.6GHz付近でずっと動いています。問題だったDOKOの接続も、余裕になりました。まだまだ現役で使っていきたいと思います。