ほぼ意味もなく買ってしまいました、Athlon 3000G。Ryzen 7 1700とRyzen 5 2600を売りに出した資金でASRock X570M Pro4をゲット。組み合わせるいいCPUはないかと、適当に安くて新しいのを選んだのでした。このときは罠に全く気づかずに…。
家に帰って早速組み立て。あっという間に組み上がり、電源を入れるもうんともすんとも言わない。おかしい。調べてみると、Zen世代のCPUはX570チップセットで動かない。うん、それは知ってる。そして、Athlon 3000GのCPU部分はZen世代。うん、それは知らなかった。はい、動かない組み合わせでした！ さすがにZen+だと思ってたよ…。
Zen世代のCPUを動かせる手持ちのマザーボードはASRock B450M Steel Legendと、Gigabyte AB350N GAMING WIFIだけ。前者はメイン機、後者は仕事機として現役バリバリ。どっちも今不具合を起こされると困る…けど動かしたい。悩んだ結果、仕事機のGigabyte AB350N GAMING WIFIで動かしてみることに。何かあったとき、こっちの方が傷口が浅いとみた。Ryzen 5 3600と交換です。すんごいスペックダウン！
BIOSの設定をいじっていたためか、すんなりと起動せず。何回か再起動するうちにやっと起動。2コア4スレッド、3.5GHzみたいです。調子よく動いているのを確認して、オーバークロックをしてみることに。4.2GHzで動いて欲しいなあ…という期待を寄せて、VCore1.45Vを印可していきなり設定してみるも、UEFIまでしか起動せず。
試行錯誤しましたが、以下の結果に。
・4.1GHz 1.45V Windowsの起動OK。CinebenchR20はフリーズ。
・4.075GHz 1.45V 同上。
・4.0GHz 1.40V Windowsの起動OK。CinebenchR20は完走。OCCT2時間クリア。
・3.9GHz 定格 Windowsの起動OK。CinebenchR20は完走。
OCCTを走らせても落ちなかったので、4.0GHzで常用してみることにします。思ったよりも伸びなかった…。CPUクーラーはCooler Master MasterAir MA410Pを使用したのですが、でかい割にあんまり冷えないからなあ、これ。まあ、CPUの耐性がないのかもしれません。その昔、A6-5400K（3.6GHz）は4.5GHzまで伸びたので、期待したんですが…。
4.0GHzで常用できそうなので、CinebenchR20のベンチマークスコアを載せておきます。
CinebenchR20の結果はマルチ943。定格のスコアは888でした。このマザーに積んでいたRyzen 5 3600は3585、Ryzen 5 2600は2736だったので、大幅なスペックダウンです。シングルは374と、まずまず健闘。Ryzen 5 3600が帰ってくる年末まで1ヶ月我慢！
今後はRyzen 5 3600を使ってX570M Pro4をしばらく動かして遊んだ後、年末年始あたりにメイン機とサブ機のマザーボードを入れ替えたいと思います。
仕事機のスペック
OS:Windows 10 Pro 64bit
Motherboard:GA-AB350N-Gaming WIFI (AMD B350 Chipset)
CPU:AMD Athlon 3000G (3.5GHz@4.0GHz)
CPU Cooler:Cooler Master MasterAir MA410P
RAM:DDR4-3400 16GB (G.Skill SniperX DDR4-3600 8GBx2)
VGA:PowerColor Red Dragon Radeon RX 550 2GB GDDR5 (Radeon RX 550)
SSD:Apacer Panther AS340 AP960GAS340G-1 (960GB SATA)
HDD:Seagate FireCuda ST2000LX001 (2TB, 5400rpm SSHD)
PSU:玄人志向 KRPW-L5-400W/80+ (400W 80PLUS)
Case:Raijintek Metis Plus
